アポなしで他人の家に入ると刑事事件になり弁護士が必要になる?

アポなしで他人の家に入ると刑事事件になり弁護士が必要になる?

侵入とは

このページでは住居侵入罪において、「侵入」することがどのような意味に解されているかを確認していきましょう。

本罪の保護法益について、通説である新住居権説のように、「住居に誰を立ち入らせ、誰の滞留を許すかを決める自由」と理解すると、「侵入」するとは、住居権者の意思に反する住居への立入りをいうと考えられます。

春闘におけるビラ配りの目的で郵便局に立ち入った「大槌郵便局事件(最高裁判決昭和58年4月8日)」において、最高裁は、「管理権者が予め立入り拒否の意思を積極的に明示していない場合であっても、該建造物の性質、使用目的、管理状況、管理権者の態度、立入りの目的などからみて、現に行われた立入り行為を管理権者が容認していないと合理的に判断されるとき」は建造物侵入罪が成立するとし、通説の立場に立つことを示しました。

これで、住居侵入罪が成立するために必要なことは確認できました。簡単にまとめると、そこに住んでいる人が許していないのに、勝手に他人の家に入ってしまった場合に、犯罪になってしまうということです。

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