アポなしで他人の家に入ると刑事事件になり弁護士が必要になる?

アポなしで他人の家に入ると刑事事件になり弁護士が必要になる?

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意思対立事例

家に住んでいる者は一人とは限りません。例えば、父親から交際を反対されている娘が、恋人の立入りを拒否されているにもかかわらず、黙って入れてしまった場合はどうなるのでしょうか。住んでいる者のうち、ある者は立入りを承諾し、別の者は拒否しているといったような、意思が対立しているケースにおいては住居侵入罪が成立するのでしょうか。立入りについて誰の承諾があれば住居侵入罪の成立が否定されるのでしょうか。

この点について、一人承諾説と全員承諾説が対立しています。一人承諾説に立つ場合、居住者の一人の承諾があれば、他の居住者が拒否していても関係ないことになります。他方、全員承諾説の場合、居住者全員の承諾が必要となります。

上記事例のような場合に犯罪が成立してしまうというのはどうも現実的でない気がします。筆者個人としては、一人承諾説が妥当ではないかと思います。皆さんはどのように考えますか。

以上、住居侵入罪について説明いたしました。他人の家に勝手に入ってしまうと犯罪となり得ることは理解していただけたと思います。ついつい油断してしまいがちですが、他人の家や建物に入るときは、きちんと許可を得るようにしましょう。

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